こんばんは、ケイトです。
 
昨日、突如NEWSの速報で流れた、宇都宮市の公園での爆発音
まさか栃木県宇都宮市でテロ!?と思いましたが、どうやら男性の自殺だったようですね。
亡くなった男性が自宅や自分の車に火をつけ、爆発物で自殺したということです。
 
最初に、自宅に火をつけ、次にコインパーキングで自分の車に火をつけ、最後に公園にて
爆弾を抱えて爆破自殺。胴体は後ろに吹き飛んでいたということです。
当時、公園では多くの人が集まってイベントが行われており、爆発の際、近くにいた3人が巻き込まれ2人が重傷、1人が軽傷を負ったようです。
 
だんだん、詳しい経緯がわかってきて、元自衛官の72歳男性が、退職後、精神疾患をわずらった娘のことで妻と不仲になった末にDV訴訟で敗訴し、その苦悩の結果の自殺・・・
 
なんともいたたまれない事件です。離婚調停というキーワードもあって、わたしが感情移入して勝手に背景を想像して深く考え込んでしまいました。
 
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【子育ての悩み!?娘の病気によって夫婦が不仲に】

子育てにはいろいろな悩みがあり、それは千差万別で誰ひとりとして同じということはありません。
わたしも子育てをしていて思うのですが、子供が何に悩み、何を考え、本心はどう思っているのか、全てがわかるわけではありません。
 
常日頃、様子をみているからこそ気付く、なにかいつもと様子がちがうな?おかしいな?という些細な発見もある程度の年頃になると、上手に隠します。「だいじょうぶ、心配しないで」なんて線をひかれると、それ以上は踏み込めなくなったりもします。
 
どういう経緯で娘さんが精神疾患を患ってしまったかは、わかりませんが、親として悩み、夫婦で意見の食い違いもあったのでしょう。
 
夫婦喧嘩の上で、激しい口調や、あるいは手がでてしまったこともあったのかもしれません。
もちろん、手をあげる、暴力をふるうということは、決していいことではありません。
激しい口調で発した言葉は、言葉であっても、相手にしてみたら暴力です。
 
 

【男性DV被害者は理解されにくい?】

とあるサイトで海外のDVについての実験があり、その動画をみたことがあります。
 
公園でカップルの男女が喧嘩を始めます。
男性が激しく女性を攻めたて、大きな声で怒りだすと、すかさず周りの人が集まり男性を止め、男性をたしなめ、女性をかばいます。
 
次に、その反対です。
公園で今度は女性が男性を激しく攻めたて、大きな声で怒ったり、突き飛ばして詰め寄っていますが誰も止めません。むしろ笑っていました。
 
その実験はDV被害者は女性だけではないということ。男性のDV被害者は理解されにくいというものでした。
 
今回のこの事件を受け、ふとこの動画を思い出しました。
 
容疑者となってしまった自殺した男性はSNSなどの投稿に訴訟についての不満の書き込みをたくさんしていたそうです。
たしかに、DVは男性が女性におこなうものという認識のほうが強く、男性の方が不利な傾向にあると思います。
この自殺してしまった男性もそう感じてしまったのでしょう。
夫婦喧嘩なんて本人同士にしかわかりませんし、お互いにどちらも主張し合うから喧嘩になるのです。
こんな時に思いやりや、相手への譲歩があったなら・・・と思いますが、それが出来ていたら離婚調停などしませんよね。
 
 

【離婚したって人生の終わりなんかじゃない】

でも自殺はよくありませんね、他者に迷惑をかけない自殺なんてありません。
まして、なんの関係のない人を巻き添えにしてはいけないのです。
死をもって自分の主張をアピールするなら、生きて声を大にして叫び続けた方が誰かの心に届くのではないかなー?と思います。
 
離婚って、とても大変な出来事です。離婚が成立するまでの戦いは人生においての1番のストレスといっても過言ではない。
これは経験者なので身にしみてわかりました。
 
そして、離婚成立後に必ずしも幸せが待っているかというと、そうではない。
 
離婚してからの人生は自分次第だとは思いますが、離婚で失うものはたくさんあって、喪失感との戦いも始まります。
乗り越えなければいけない壁はいくども訪れ終わりはないわけです
 
辛いときこそ、人生のターニングポイントだとわたしは思うわけです。けれど72歳の無職だったら絶望の方が大きいのかな・・・。
他人の心の闇なんて、そうそう分からないけれど、こんな死に方はないよな~と悲しくなってしまったケイトでした。
 
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