先日、妻の麻央さんを亡くし気丈に公演を続ける歌舞伎役者の海老蔵さん。
アメブロに海老蔵さんのブログはあるが、このブログを麻央さんが乳がんであることが分かってから時々覗いている。
というより、いやでも連日の報道や各媒体のNEWSで知ることになる。
とりわけ芸能人のブログに興味があるわけでもないが、乳がんと闘う麻央さんのブログには惹きつけられるものがありずっと放置していたアメブロを開いたのであった。
海老蔵さんのアメブロはこちら⇒http://ameblo.jp/ebizo-ichikawa/
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麻央さんは闘病の末、残念だったが完治することはなかった。
同じ子供をもつ母として、幼い子供たちを置いていかねばならない心の内を想像しただけで涙がでる。
どんなに苦しかったことだろう。
しかし、いつも麻央さんのブログは笑顔があった。
海老蔵さんの気遣いも知ることができた。男らしい清々しさと深い愛情がそこにはあった。
※これから書き綴るこの記事は、ふと思った考察で事実とは異なりますのでご了承いただき先にお進みください。
梨園という異空間
この歌舞伎など日本古来の芸能である世界は独特の掟があるそうで、これまでにも何度もテレビを通して知ることがあった。
芸能人とは何かあるとすぐ全てを洗いざらい晒されてしまう。
この報道を全て鵜呑みにするわけでもないが、ゲスな興味でついつい読んでしまうものだ。
海老蔵さんの以前起こした事件の時だったか、隠し子騒動の時だったか、米倉涼子さんとの交際破局とかなんとか・・・記憶が定かではないが、海老蔵さんの初体験のお話や、驚きの梨園のしきたりなどを知り、異空間だなーと思った記憶がある。
もはや別の世界のお話だ。
そしていつも思うのは梨園の妻とはこういうものだ!というしきたりがあって、それが普通にありえない。
格式高いお家の妻たるものの努めなのだろうが、大変だーという他人事のように思うしか無い。
この梨園の妻たるもの、心に凛とした強さを持ち、一本筋を通しておかねばいとも簡単に折れてしまうのだろうな~。
その強さがあの可愛らしい麻央さんにはあった。
そして自分が乳がんになり、闘病するなかで、ずっと覚悟してきたのであろう事が海老蔵さんの行く末だろう。
布石に気付いたきっかけ
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麻央さんが亡くなった時も歌舞伎の公演を欠かさず出演している役者魂をみせてくれる海老蔵さんのブログに、先日掲載された子供が『妹がほしい』と言っているという記事。
これが再婚を匂わす布石だ。
海老蔵さん、さりげなく置いたな・・・と思った。
そして同じくして読んだ海老蔵さんが2020年東京オリンピックにあわせて市川團十郎の襲名するという記事。
成田屋さんの関係者のお話だと
「海老蔵さんは2020年の東京五輪に合わせて十三代目・市川團十郎を襲名することが既定路線となっている。歌舞伎界として、世界中が注目するオリンピックの場で新・團十郎をお披露目したいという目算です」
「市川團十郎」は歌舞伎の創成期以来350年にわたり、市川宗家に受け継がれる大名跡だ。「尾上菊五郎」、「松本幸四郎」など梨園に名跡は多々あるが、團十郎の名は別格とされる。『悲劇の名門 團十郎十二代』の著者・中川右介氏が解説する。
「江戸の歌舞伎は初代團十郎が作りあげたもの。名跡の世襲を始めたのも初代。明治以降も江戸歌舞伎は、團十郎を主役とすることを前提として栄えていった。現在約30の家がある歌舞伎界で“宗家”と名乗るのは成田屋だけ。家の格は揺るぎないナンバーワンです」
そこで切り離せないのが“梨園の妻”の存在だという。梨園では「舞台の中は役者の仕事。外は妻の仕事」との言葉があるように、芝居以外は雑事に至るまで妻が取り仕切るのが一般的だ。襲名ともなれば、贔屓筋への挨拶まわりの順番決めから、引き出物の手配まで、すべては妻の仕事となる。
「亡くなった坂東三津五郎さんが『八十助』から『三津五郎』を襲名したときは元妻・近藤サトさんと離婚したばかりで『妻がいないのに襲名できるのか』と批判を浴びた。それが團十郎ともなれば、襲名という大一番に妻がいないといろいろな不都合が予想される。それが“梨園の掟”というものです。遠くない将来、“後添え問題”が話し合われることになるかもしれない」(前出・成田屋関係者)
繋がった。
布石はこれに向けたものかーと。
きっとね、麻央さんは助からない病状だったと思う。
自分でもわかっていたはず。
そして、その後に待ち受けている行く末を見越してきっと覚悟はできていたと思う。
『再婚してね』
そんな話し合いもしたのかな・・・と思うと切なくなるが、『その時にはその道を選ぶように』とわたしならきっと言う。
パパにもママにもなる
こう意気込む海老蔵さんの覚悟は痛い程わかるし、いまは亡くなったばかりの麻央さんへの愛は増すばかりだろう。
しかし、海老蔵さんその覚悟あと何年もつかな?なんて思ってしまうわたしはゲスの極みBBAなのだな。
乙女と言わなかっただけBBAの自覚は有りだ。
世間では旦那さんを亡くして数年たった奥さんに新しい恋人ができた!という報道で賛否両論の意見がある。
「おめでとう、次に進めたね」と思う人、「まだ数年しか経っていないのに早いんじゃ?」と思う人。
これはなんとも言えない。年数で決められるものではないし、人の気持ちなんて変わりゆくものだから。
変わることを他人がどうこう言えるものでもないしね。
人の幸せは本人にしかわからないし。
だから一層勘ぐってしまうのは、再婚を頭の片隅にはあって、『妹が欲しい』って子供も言っているし、子供のためにも自分が芸に励むためにも『再婚』は致し方ないのだよ、察して許してね!という状況を見越して布石を置いたのかなーってこと。
普通の人なら自然に年月をかけてこういう流れになるのだろうけど、今から意識して置いているなら「デキる男」だなって思った。
そして「デキる男」だと思っている。
ゲスなBBAは離婚してから人の闇にふっと触れやすくなったのが困りもの。
誰にでも表に出す部分と、裏の部分がある。
表に出しているものが光輝いているほど、裏に続く闇は深く暗いものなのだ。
いいことばっかり見せていても心の内ではどう思っているかは分からないものよ。
ただ、最期の麻央さんの心は澄んでいた。これは真実。
全ての人が幸せであるように・・・と祈ります。
最期までお読みいただき、ありがとうございました。