疑惑が確信に変わるとき・・・
夫の「浮気」に気付いた時に90%間違いないとは思ったのですが、「証拠」がない。
冷静かつ冷めた部分の私は「証拠」を集めようと思いました。
激情し震え上がるほど怒りに満ちた私は、今すぐ問いただして「殴り倒して」やろうと思いました。
この葛藤を制したのは冷静かつ冷めた部分の私でした。
まず、発端となった「浮気の証拠」である品を写真に収めました。
そこから、夫の「行動記録」を辿りました。
すると、あぁ・・この日は〇〇に出張だと言ったのに違うんだな・・とか、ここは会社に行くと言って出勤してなかったんだな・・とか、わかっていきました。
「いってらっしゃい」と送り出していたのに、こんなに裏切られていたんだ・・という悲しさ。
夫は巧妙に隠しているつもりですが、バレバレです。
夫は几帳面なので、持ち物とか毎回同じ。
ポーチの中には「コン〇ーム」(しかも9個)
(どんだけ・・・笑)
嘘もパターンがあるとわかったし、嘘をついて出ていくとき、帰ってくるときの行動も覚えました。
女の執念恐ろしや・・・
この頃の私は疑心暗鬼で、それはもう「鬼」のような顔をしていたんじゃないかな?って思います。
そして、夫の行動を探り、記録し、証拠を集め、携帯をチェックし、平然と変わらぬ日々を過ごすストレス。
私・・何しているんだろう・・
見なきゃいいのに・・でも見ずにはいられない・・
知らなきゃよかった・・私がこんなに醜いなんて・・
子供達も少なからず、ただならぬ雰囲気を感じとっていたのではないかな・・・。
観察されてるとも知らずに、スイスイ泳いでいる夫は、楽しそうに仕事に出かけ、帰ってくると子供達が散らかした部屋を見て怒り出し、宿題をしてないことを怒鳴り散らし、不機嫌極まりない態度。
子供達からも「パパは怒ってばかり」といない所で文句を言われる始末。
半年ほど泳がせて、そろそろ私も頭の中「お花畑」の夫に限界が来そうだったので、「気付いているんだよアピール」をし始めた。
出張の夜に入るLINE。「もう疲れたから、寝ます」これに含まれる意図は「もう連絡しないでね」
これって「これからLOVE TIME」ってことだったのねー。なるほど。
その翌日にはきちんと減っている「コン〇ーム」
携帯には「ハート」「ハート」「ハート」たーくさんの愛の言葉。
(おぇ・・)
離婚も視野に入れて、どうしていこうかと考えながら、ネットを検索する日々。
無駄に知識を増やし、どうやって攻め込んでいこうかと画策する日々。
「気付いているんだよアピール」にも、気付いてないような夫にうんざりする日々。
平気な顔して何事もないように振る舞って、いい父親して、いい夫して(るフリ)、他の女に「愛」をささやく夫を、冷めた目で見る日々。
それを何も知りませんよ~と変わらぬ態度で接する私。
何もかもが、いやになった。