離婚調停に向けての準備
 
こんばんは、ケイトです。
 
今回は離婚調停に向けてわたしが実際にしらべて、準備したものを紹介します。
 
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離婚調停とは?

夫婦関係調整調停(離婚)

離婚について当事者間の話合いがまとまらない場合や話合いができない場合には,家庭裁判所の調停手続を利用することができます。
 調停手続では,離婚そのものだけでなく,離婚後の子どもの親権者を誰にするか,親権者とならない親と子との面会交流をどうするか,養育費,離婚に際しての財産分与や年金分割の割合,慰謝料についてどうするかといった財産に関する問題も一緒に話し合うことができます。
お互い話し合いをしても、決着がつかないので、家庭裁判所で第三者を交えて、公平に議論をしていく場です。
 
調停が始まる前に、子供達には離婚の事実を告げ、これからどうしたいか?という話し合いをしました。
 
たくさん時間をかけて、子供達もだいたいの事は理解していたので、子供達の希望を全て聞き出しました。
 
それを踏まえ、わたしが離婚するにあたり、どうしていくのがベストか・・・と悩み、調停に向けていろいろなパターンのシミュレーションをしておきました。
 
話し合いをしないと最終的にはどうなるか、わかりませんもんね。。。
 
 

調停の流れ

・調停員から調停の手続き内容の説明を受け、調停スタート
・申立人の話の聞き取り
・相手方の話の聞き取り
これを交互に2回ずつ繰り返す。だいたい30分ずつ。
・本日の調停のまとめ、次回の宿題をだされ、終了(だいたい2時間程度)
 

準備したもの

第一回目の調停を前に、事前にしらべて準備したものは、決められた時間のなかでスムーズに話が伝わるような資料です。

 

・これまでの経緯
・離婚をしたいと思った理由
・離婚に対する条件
・子供達との面会など
・離婚をしてからの予定 
 
このようなことを書いた資料をつくりました。
 
調停についてしらべたときに、何を話しているかまとまりがなくなってしまうことがあるとありました。
 
なるほど!と思いましたね。
 
これまでの経緯は、何年分もの長いストーリーになってしまうので、だらだらと話すよりも年表のほうが見やすいと思い、年表で簡潔に書き出しました。
 
 
離婚をしたいと思った理由、経緯とあわせて書いておきます。
 
 
離婚に対する条件は、こちらが考えていることを全部書きました。
 
・こどもの親権のこと
・養育費の希望金額
・慰謝料の請求金額
・財産分与のこと
・年金分割のこと
 
ほとんどお金のことですね(笑)
でも、大事なことです。
 
子供達との面会のことは、話し合いの内容により考えたいと前置きをした上で
わたしはこう考えていますという内容を書きました。
 
旦那さん側も親権を譲らず、一番もめる部分だと思ったので・・・
  
離婚をしてからの予定は、離婚後の仕事のこと、勤務状況などを詳しく書きます。
大事なのは、これから協力する旦那さんがいなくなっても「問題ない」ということをきちんと説明できないといけません。
 
やはり、女性の方が収入は少ないですし、各種手当てをもらったとしても、きちんと子供達を生活させる能力があるか?というのは大きな問題です。
旦那さん側が、収入の面で、自分のほうが子供達を十分に養育できると主張してくるのは間違いありません。
 
それでも、子供は母親である自分といたほうがいい!という主張をどこまでできるか、よく考えます。
子供がまだ幼いうちは母親のほうが親権をとるのにも有利と聞きますが、絶対ではないので。。。
 
 
人前で話すことが得意ではないので、支離滅裂な話を延々とするよりも、事前にきちんと内容を確認して、かんぺきな資料をつくっておいたほうが絶対いいです。
 
離婚に対して、こっちはこれだけ調べて、準備は万端、強く離婚を願っているというアピールにもなったかと思います。
 
真剣にこちらの話を聞く体制の大人が、目前に構えられていると、思っていたよりも緊張しました。
 
資料を見ながらだと、順を追ってスムーズに話をでき、調停員さんにもすぐに伝わりました。
あれも言っておけばよかった・・・などの、伝え忘れもなくなるので事前の準備はしっかりしましょう。
 
あとは、当日始まってみないと相手の出方もわからないので、これらの条件などは、子供達の希望をもとに、最善の策と最悪の策、どこまで妥協できるかのラインなど、全部シミュレーションしてメモなどで持っていました。
 
両親の勝手で、家族がばらばらになってしまい傷ついてしまう子供達の希望を一番に考えて、これらの資料を作りました。
自分の主張ばかりではなく、旦那さんや(一応)お世話になった義両親のことも考えて。。。
 
これから調停離婚をする方の、お役に立てれば幸いです。
 
わたしは相手方の立場でしたので、今回はわたしの立場で書いてしまいましたが、申立人の方にも同じ準備が必要だと思います。
 
がんばれ!